畳の豆知識をご案内。
畳の構造や効能・効果などを記載しています。この機会に、是非ご覧ください。
また、よくあるご質問もご覧ください。
> よくあるご質問
畳の構造と用語
畳の構造について
畳は、おおまかに分けると畳床・畳表・縁(へり)の3つの部材で作られております。
畳表と畳床の間に、防虫シートなどを入れる場合もございます。
新畳とは
畳表・畳床・縁(へり)ともに、新しくした畳を新畳といいます。
15年以上使っている畳は、表替えではなく、新しい畳に交換されるとこをおすすめします。
畳の表替えとは
畳床はそのままで、畳表と縁(へり)を新品に交換することを表替えと言います。
新畳から6年前後で、表替えするお客様もおりますし、裏返しを行って4~5年経過して、表替えを行うお客様もおります。
畳の裏返しとは
畳表(ゴザ)は表と裏の両面ご使用できます。
畳表を裏返して使用し、畳床はそのまま利用、縁(へり)は新品に交換することを裏返しと言います。
裏返しの目安は、畳を新しくしてから4~5年目が最適なタイミングです。
こんな働きご存知ですか?畳は皆さんの健康にこんなに貢献しています。
畳には吸音効果があります!
畳はあらゆる音を吸収する空気層を持っています。軽な遮音材として置畳などをフローリングの床に置くのはいかがでしょうか?
畳には清浄効果があります!
畳には、お部屋の二酸化炭素を吸収して空気を浄化する作用を持っています。カーペット等を上に敷くと、畳が呼吸できなくなり、清浄化作用がなくなります。
畳にはヒーリング(癒し)効果があります!
新畳から香るイ草の香りには、森林浴と同じ効果があり、落ちついた気分を誘います。アロマテラピーとしても注目されているイ草の香りでリラックスしませんか?
子供の集中力畳でアップ、イグサに持続効果
2008/2/6 日経新聞掲載より抜粋
畳などに使われるイグサには子供の集中力を持続させる効果が認められることが、北九州市立大の森田洋准教授(生物資源工学)の研究で分かった。
香りや色、感触が適度に緊張をほぐして集中力を長続きさせるといい、六日に研究結果を発表する。
森田准教授は、福岡市内の学習塾に畳敷きの特別教室をつくって調査を実施。
中学一年生233人、小学五年生90人の計323人を対象に、畳教室と普通の教室で二桁から四桁の足し算や引き算を、30分間に何問解けるか調べた。
その結果、普通の教室で解いた問題の数(解答数)は平均129問だったのに対し、畳教室では平均約145問で個人の伸び率の平均が14.4%に上昇。
とくに小五の解答数の伸びは24.3%で中一の12.4%の倍だった。
正解率は普通教室88.5%、畳教室90.4%でほぼ一緒だったが、集中力には有意な差が表れたといい、森田准教授は「低学年ほど集中力の持続効果が望める。
学校や塾、子供部屋に畳を導入することをお勧めしたい」と話している。
森田准教授の分析では、イグサにはバニラに含まれるバニリンや、樹木と同じフィトンチッドなどの香り成分が含まれ、リラックス効果がある。